経験0からバリスタになる方法(バリスタスクールなし)

経験0からバリスタになる方法(バリスタスクールなし)

オーストラリアのワーキングホリデー、留学生の受け入れが再開しましたね✨

オーストラリアでバリスタをやりたい人へ、
私の経験ををまとめました〜!

手当たり次第レジュメを手渡しするところからはじまり、
面接後、悔しくて道で泣いたり、
トライアルに向かってるバスの中でキャンセルされて怒り狂ったり

いろんな経験を経て、
今は幸せにのほほんとバリスタライフ送っています。

では、ここまでの道のりを紹介します!

私のバリスタ歴

1) バリスタのボランティアをする

私がボランティアしたのは、教会が経営しているカフェ。

週1に1日、3ヶ月働くとサティフィケイトと言って、
ここでコーヒーを学びましたという証明書がもらえるという条件で、
8時から16時までボランティア。

ボランティアなので、お給料は出ません。

仕事内容はカフェの掃除、販売する軽食の準備、洗い物等。

コーヒーは1日1杯まで、お昼ご飯は、カフェの食材を使ってつくっておっけい。

空いてる時間は、コーヒーマシーンを使って、練習していいよー。という感じでした。
ミルクは使えないので、水と洗剤で、スチームミルク作りをひたすら練習したよ。

毎日1人はちゃんとしたバリスタがいるので、その子から学びました♪

ラッキーなことに、私が働いていた時、他のボランティアさんは、
オージーの若いこで、仕事経験を積むためだったり、
生活保護をもらうための条件として派遣されてきたおばちゃんだったり、
友達作り目的のバックパッカーだったりしたので、
マシーン独り占め状態でした

他のボランティアさんの1日1杯のコーヒーをつくらせてもらったり、
慣れた頃にはお客さんのオーダーもつくらせてもらえるようになったよ!

ちょっとでも上達したら写真をとって記録!
ラテアートの写真はレジュメで役に立つよ!

2) コーヒーマシーンのあるレストランで働く

ボランティアである程度技術、知識をつけたらレストラン兼カフェにアプライ。

本格的なカフェは職歴や1時間に何キロのコーヒーを捌けるか面接で聞かれたけれど、
レストラン兼カフェはラテアートの写真を載せておくと、
あ、コーヒー作れるのね、オッケーって感じで、トライアルシフトをくれたりしました。

レストランの場合は大体オールラウンダーで採用されるので、
コーヒーを作るだけじゃなく、オーダーを取ったり、料理を運んだりもします。

なので、バリスタだけでなく、ホスピタリティーが経験があった方がお仕事取りやすいです!
RSA(お酒を扱える免許)があればすごく有利になるよ。

3) ベーカリーのバリスタとして働く

レストランだと、コーヒー以外のことをする時間が多くて、
もっとコーヒーが作りたくなったので、
かつ、レストランの夜シフトに入りたくなかったので、笑
私が次に狙ったのは、ベーカリーのバリスタ。

ここも本格的なカフェというより、ペイストリーメインのお店だったので、
コーヒーの質をみられくことなく採用されました!

レストランよりたくさんコーヒーが作れて、ある程度忙しく、楽しくお仕事できました!
というか今もここで働いてます♡

4) アジア人が働いているカフェで働く

差別はあまりないにせよ、オーナーの好みはやっぱりあります。

なので、アジア人を雇っているところは、
アジア人の魅力がわかっている人なので、
積極的にアプライ!

レストランやベーカリーと違って、お客さんはコーヒーを飲みにきてるので、
シフト中はほぼコーヒーマシーンの前!

ヘッドバリスタがいるので、いろんなことを聞いたり、教えてもらったりできます!

私はこの段階で、一気に2杯のコーヒーを作ったり、
違う種類のコーヒーを一緒に作ったりできるようになりました!

5) スペシャリティーカフェで働く

ここにたどり着く頃には、技術もついて、職歴も長くなったので、
いろんなスペシャリティーカフェにアプライしたけれど、
最終的にお仕事をもらったのは、やっぱり、アジアルーツをもつカフェでした!

トライアルでは、ヘッドバリスタと一緒にお客さんのオーダーをこなして行って、
1時間程度で、ミルクの質や、コーヒーの作り分け、仕事の手際をチェックされました。

トライアルだけでもとっても楽しかったスペシャリティカフェ!

私の場合、この直後デルタ株のコロナ流行で、シフトスタートが押して、
その間にもともと働いてたベーカリーの状況が変わり、
このカフェを辞退してしまいました。

経験がほぼない時に受けたスペシャリティーカフェは
トライアルシフトをもらえたものの、
ミルクの質がビギナーレベル、手際が悪いとのことで落ちました。

バリスタジョブをゲットするコツ

時期を見定める

レジュメ配るタイミングって結構大事!

オーストラリアはクリスマスホリデーが最大の繁忙期なので、
クリスマス前の10月,11月ごろが狙い目!

それと大学のセメスターが始まる直前だと、
いろんな国からくる留学生も移住してきて、
一斉に仕事を探し始めるため、競争率アップ。

その前にインタビュー受けられたらラッキー!

逆に年明けはこのクリスマスで雇ったスタッフもたくさんいるので、
なかなかとってくれません。

今募集中じゃないから、と言って、
とりあえずレジュメ受け取ってくれるところもあるけれど、
あまり見返されないので、
募集してる時にきた人から面接することが多いです!

レジュメにラテアートの写真を貼る

サティフィケイトより、写真の方が効果的!

職歴も他のカフェで働いたことがあるならば、少々勤務期間を盛る。
半年で辞めたところを1年にする等。

オーストラリアに長く居れるビザならしっかりと示す

ワーキングホリデービザは同じ雇用主のもとで、6ヶ月しか働けないので、
ワーホリの後半なら、ワーキングホリデービザの後に学生ビザに切り替える予定、とか、
パートナービザアプライ中、とか、
長く働けますアピールをする。

Facebookのバリスタグループに入る

アデレードや、メルボルンなど地域別にFacebookのバリスタクループがあります。

承認制だけど、アデレードのクループの場合、とっても簡単な質問に答えれば承認されたよ。

カフェのオーナーがバリスタの募集をかけていたり、
仕事を探している人も
投稿に自分のラテアートの写真を載せて
オファーを待つこともできます!

他には私はJoralocal, seek を使ってました!

おすすめしないこと

サティフィケイトのためだけにバリスタコースを受ける

上に書いたように、サティフィケイトがあってもあんまり役に立ちません。

ラテアートが全てではないけど、仕事をとるためだけで言えば、サティフィケイトより、
ラテアートの写真の方が役に立つよ。

でも、私にはメルボルンで働いてた超コーヒーに詳しい
バリスタの友達がいたから、
わからないことあったらいつも聞いてた。
バリスタコースを受けてればそんなご迷惑かけなくて済んだかも😬

カフェのキッチンハンドで働く

バリスタのお仕事が欲しくてレジュメを渡したんだけど、
オーナーが、今キッチン人が足りないからキッチンでもいいかと言われ、
後々バリスタポジションに変えると言われ働いてみたけど、
2ヶ月経ってもキッチンでした!!!笑

だってキッチンはいつも人手不足だからね!
こんな悪徳オーナー他にいるかわからないけど、気をつけて。

最後に

ビザは長い方がいいとか言ったけれど、今!コロナで!
ホスピタリティー業界全体的に人手不足です!
なのですごくチャンスだと思います✨

あとはオーナーとの相性。

私はインタビュー(面接)がとっても苦手で、大嫌いなんだけど、
今働いているところでは、インタビューほぼなし、
その代わり2週間の有給試用期間があって他の候補者と比べられてたみたいです。

お店によって、技術、勤務可能時間、英語力、人柄‥
何に重点を置いているかはそれぞれだから、
きっと自分にあったカフェが見つかると思います!

面接落ちた時はそんなこと思えなかったけど、
今、人に恵まれて楽しくバリスタしてるので、
大丈夫です🙆‍♀️

あとはとにかく行動することって大事。

私はアデレードについてすぐ(タイミング最悪の年明けに)
レジュメ手渡し50件以上したけど、連絡なし。

ニートがつらくなって適当にアプライしたジャパレスで働くことになり、
そこで友達になった子にバリスタのボランティア情報をもらったんだ。

この出会いがなければ私のバリスタになるまでの道のりがより長ーくなっていたことは確実。

ネットでリサーチもいいけど、人と会って話すのも大事だなあと私は思います♪

ちなみに私がボランティアしていたカフェは今なくなってしまったんだけど、
Facebookページはあります!
https://www.facebook.com/TheExperienceCommunities
ぜひ見てみてね!