私の Strawberry Farm 報告書 -仕事内容-

私の Strawberry Farm 報告書 -仕事内容-

もうすぐで8月!
もう1年経つのかー
ということで、
去年の8月から約4ヶ月の
私のファーム生活をご報告!

ファームで働くなんて考えていなかったから
服装や、どれだけ大変なのか未知すぎて
経験ある友達に根掘り葉掘り聞いたな

そんな友達がまだいないという、
ワーキングホリデーセカンドビザのために
ファームで働く人へ、仕事内容や、服装、
セカンド申請で追加書類提出に引っかかった話等
書いていくよ!

まずはお仕事内容から。

8月-9月中旬
Strawberry Farm シーズンオープン
仕事: カッティング
給料: 歩合制

この仕事が1番大変だった!
私のビザが切れるのが12月だったため、
冬の仕事がない時期 in Adelaide
でファーム生活スタート
毎日仕事があるだけありがたかったけど
とても辛かったー

ヘルニア持ちの子は絶対に避けた方がいいやつ
入って数日で辞めていった子もいるよ

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この枯れ草でもりもりの苗を、
カマで刈ってさっぱりさせる作業。

イチゴのロー(畝‥ウネ)が低いから
ほとんど一日中中腰の作業
最初は辛くても徐々に慣れてくるみたい
私は二週間かかったよ‥
高校時代を思い出して
バレーボールのレシーブのフォームでやったら
腰の負担が軽減された笑

1日に何ロー(畝)刈ったかがお給料。
1番多く刈った人のローの数と1日の労働時間から
1ローの単価が割り出されるので、
(私が聞いた話によると
トップの時給が35ドルになるように調整)
週が終わってペイスリップ(給料明細)
を見るまで単価がわからない。
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葉っぱのカッティングが終わると、
伸びてきたツルや、早く咲きすぎたイチゴの花、
早くなりすぎたイチゴの実等のカッティング。

葉っぱ以外は作業も早くなるし、
死ぬほど辛いってことはなかったかな

9月中旬
仕事: ウィーディング
給料: 時給
イチゴの苗のお手入れが終わったら
次は畑のお手入れ。雑草抜きのお仕事。

2人1組で
イチゴのローの上に生えた雑草抜きをやったよ。

虫も沢山いるし、なかなか抜けない雑草もある。
巨大なのもあるし、トゲがあるのもある。

でも時給だから頑張ったよ。
しかし事件勃発。

私の組は、ど丁寧にやりすぎていた
他の組より遅れちゃって、
見回りにきた、畑のオーナーに目をつけられた!!
(時給の仕事だと見回りにくる笑)

そして、もう君たち今日は仕事しなくていい。と。
ちゃんと根っこまで抜いて、
1つ1つ見落としないようにやっていた私たちが
こんなこと言われるなんて。

チームリーダーが弁護してくれて仕事続行。

それからは根っこなんて無視
とにかく早くローを終わらせることに注力し
無事終了。

ファームは馬鹿正直にやっててもダメ。
スピードと、チェック係に怒られない程度の
クオリティーを見極めていくことが生きる道。

これを学びました。
ファーム生活でもとっても役にたったので、
覚えておいた方がいいかもね

ウィーディングが終わったら一旦お仕事終了。
イチゴ収穫のために2週間ほど畑を休めます。

10月〜
仕事: ピッキング
給料: 歩合制

ここからはいわゆるイチゴファームのお仕事
トローリーを使って苺をピッキングしていきます。

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私が働いていたファームは、
トローリーに座って作業、
簡易だけどトローリーには屋根がついていて、
イチゴはkg買取だったよ。

友達は、手押しトローリーで、
1トレー買取だったって言ってたから、
それよりは、待遇良かったのかな。

イチゴが少ないと、1kgのレートが上がり、
沢山イチゴがあると、レートは下がるけれど、
労働時間が増える。
スーパースローピッカーだった私でも
暮らしていけて、貯金できました。

ピークの時は朝6時から夕方6時とかも‥
ずっとプラスティックの椅子に座ってると
お尻がとっても痛い。
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そこでみんなが買っていたのは、このクッション。
Kmartのスポーツコーナーに2ドルで売ってるよ。
おすすめ!!!

10月〜
仕事: パッキング
給料: 歩合制

イチゴのシーズンになると、
ピッキングか、パッキングにお仕事が分かれる。

どちらかを選ぶのだけど、私は両方とも経験した。
ウィーディング後の畑を休ませている2週間、
お仕事が欲しい人はブリスベンへ、
休暇が欲しい人はアデレード待機
という選択肢を与えられて、
私は、早く88日終わらせたかったので、
ブリスベンに飛びました

ブリスベンでやったのがパッキングのお仕事
ずっとやってみたかったから、良い経験。

しかし、ブリスベンは収穫ピークだったので、
労働時間が、朝9時〜夜中2時
(ピッカーは朝7時〜夕方6時くらいだったかな)
初日がこれだったから笑うしかない。
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(写真はアデレードのパッキング倉庫)
パッキングは作業スペースが限られているため、
100人以上いるピッカーがとったイチゴを
約40人で梱包。

倉庫の中の作業だから、
日焼け、熱中症の心配はないけれど
ずっと同じところに立っているのはなかなか。
椅子も少数だけど置いてあるブースもある。
けれど、座ると作業性がとても悪い

1週間トータルで作った梱包数がお給料。

超ベテランのパッカーは
1日で400ドル稼ぐ人もいるんだって
私はここでやってみて、アデレードに帰ったら、
ピッカーにしようと決めました笑

もともと暑いのが苦手だったのに
日中34度にもなる中ピッキング。
なんだかんだで乗り越えられたよ。

4ヶ月魂売る覚悟で働いてた。
シティーに帰ってきたら
どんな仕事もきつくない。屋根があるって最高。
と思える逞ましい精神を手に入れました。

私のファーム仕事はこんな感じ。
あくまでも私個人の体験談なので、
もっと大変なファームや
もっと待遇のいいファームがあると思います。
いろいろ調べてみてね

ファームで見た完璧な虹や、野生のカンガルー
綺麗な朝日や、デイオフでみんなで行った海。
各国のお料理パーティー等

お仕事以外は楽しい思い出も沢山。
経験して私はよかったと思ってます

報告書という名の苦労話
読んでくれてありがとう:))

次はファームでの服装について。
またね!